試着が大事なイス脚カバーとは? vol.2
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こんにちは、イワモトです!
毎日、電話やメールでたくさんのお問い合わせをいただきます。その中でも、1、2位を争うのが、イス脚キャップのサイズ相談です。
以前に「イス脚キャップの試着が大切。」という投稿をしました。今日はそんな考えに至った経緯を、もうちょっと細かく説明しようと思います。
サンプル貸し出しは、大量返品がきっかけ
試着用のサンプル貸し出しを始めたのは、お客様からの大量返品がきっかけなんです。
2008年2月2日、日経プラスワン(土曜日の日経に挟み込まれている)に、ワイドフェルトキャップの記事が掲載されました。
この記事の反響がすごくて、朝刊が読まれる6時過ぎあたりからネットの注文がどんどん入りますw(゜o゜)w オオー!
土曜日なので会社は休みだったのですが、休日出勤していた人によると、電話もじゃんじゃんかかってたそうです。(留守番電話にし忘れてました・・・)
当時はスタッフも3名しかいなかったため、月曜は別部署から応援も頼み、必死の思いで出荷作業を終えました。
多くの方が、「早く欲しい」と言ってくださり、まだお店も開店して3年もたっていないので嬉しくて嬉しくて。
返品理由は「サイズが合わないから」
ところが、1週間を過ぎたころから、次々と「返品したい」という連絡が増え始めました。「サイズが合わないから返品したいんだけど」とお客様。
ええっ!!?
「ちゃんとイス脚のサイズ、聞きましたよ。それでなんで合わないの?」とスタッフ側。
でも、仕方ありません。返品とおっしゃるからにはお受けしなくては!
返品手続きというは、ものすごく残念な業務です。
- お客様は欲しいものが手に入らなかった
- お客様は商品を送り返す手間がかかった
- 私たちはお客様の要望に応えられなかった
- 返品商品の検品(品物確認)の仕事をしなくてはならない
- 代金の振込先を聞いて、振り込まなくてはならない
などなど、いろんな残念事項が増えました。
その上で、「サイズが合わないから返品したい」というお客様がこれからも増えるかもしれないという恐さもありました。
たかがイス脚とあなどらないで
そこで、こんな注意書きをして、サンプル貸し出しサービスを始めたのです。
形状などによっては、適合サイズ内でも微妙に合わないという方もいます。反対に適合サイズ外でも使えたという方もいるので、適合サイズに近いものを試して納得してから購入してほしいなと思っています。