ウォリストで作った突っ張り収納棚。引越し先でも使うには?
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こんにちは。
巣作りプラススタッフの栗栖です。
今春、ついに
念願のマイホームに引越ししました〜
2年半に及ぶ集合住宅生活を終えて、たっぷり時間をかけ、こだわりを詰め込んだ新築一戸建てへ。。。
引越しは無事終わったものの、
集合住宅のお部屋で重宝していたDIYの棚たち。
新居では造り付けの棚がほとんどのため、行き先を失ってしまいました。
ほとんどのDIYの棚は、解体し、
素材の姿に戻り、次の活躍の機会をひっそりと待っています。
そんな中、唯一、解体せずに引き続き使いたいと思っているのが、
コレ。
エイジング加工を施してウォリスト突っ張りジャッキを使って作った、
私の一番のお気に入りの突っ張り収納棚。
集合住宅時代にはテレビボード横の隙間収納として活躍してしてくれていました。
この収納棚を、今度は私の趣味でもある書道部屋で引き続き使おうと思っています。もともと賃貸時代に書道する場所がなかったため、実家の一部屋を書道部屋として使わせてもらっていました。そして、引き続き使わせてもらう予定。
その部屋への収納棚移設計画。
果たして上手くいくのでしょうか〜??
天井の高さが違う!?集合住宅VS戸建て
早速、集合住宅時代に重宝していた収納棚を移設しようと書道部屋のサイズを測ってみたところ、なんと、床から天井までの高さが20センチほど高〜〜い!
普段、ほとんど気にすることのない天井の高さですが、住居の種類や部屋によって高さが違うんですって!
一般的に、建築基準法では居室は210センチ以上の高さが必要と定められています。日本家屋だと、240〜250センチが一般的なようです。
私が住んでいた集合住宅は228センチくらいでした。実家の書道部屋は246センチ。
5センチくらいは差があるのかな〜なんて勝手に思っていましたが、思いの外、高さに差があり、簡単に移設とはいかなくなりました。
床と天井とを突っ張って使う収納棚を設置するとなると、部屋の天井の高さは重要なポイントになります。
さて、この高さの差をどのようにしましょう〜
様々検討した結果、今回は、中間ジョイント金具を使用することにしました。
すぐ解体できるのがDIYで作った棚のいいところ
中間ジョイント金具には、色々な種類がありますが、私が1番使いやすそうと感じたディアウォール2✖️4用の中間ジョイント金具を使うことにしました。
このジョイント金具を使うには、突っ張り収納棚をほぼ解体することになります。ただ、それほど複雑に作っていなかったので、ビスを何回か外すだけでほぼバラすことができました。
このころ、コロナ休校中だった6歳息子も、初めて触るインパクトドライバーで解体のお手伝い(になったかどうか…)をしてくれました。
ジョイント金具で収納棚が復活!
書道部屋の天井高は246センチ。
突っ張り収納棚の高さは222センチ。
ウォリスト突っ張りジャッキを使って床と天井を突っ張る場合、天井高より6センチ短い木材を使用します。
246センチ ー 6センチ 240センチの木材が必要
240センチ ー 222センチ 18センチの木材を継ぎ足す。
というわけで、2✖️4材 18センチ を2本準備しました。
天井と床を突っ張れさえすれば、収納棚を使うことができるので、棚の奥行きは2✖️4材2本分でしたが、継ぎ足すのは1本分のみにしました。
なので、ジョイント金具も両端1本分ずつ計2個準備しました。
あとは、継ぎ足してまた組み立てれば完成です!
●中間ジョイント金具で木材を継ぎ足す
木材を上下からジョイント金具で挟んで、ビス留めするだけ。恐ろしく簡単に木材の身長を伸ばすことができましたw
●組み立て直し
最上段の棚、最下段の棚は固定棚にしていたので、もう一度ビスで固定していきます。ジョイント金具の厚み分、木材の隙間が空いていますが、気にしない気にしない。。。
そしてあとは、棚底面の束ねる金具2本用を再度ビス留めしたら完成。
ん?
んんん????
束ねられなーーーい!!
なんと、、
ジョイント金具の厚み分、二本の木材隙間が開いた状態のため、ジョイント金具の幅に木材2本が収まりきらず、束ねられない状態です。。。
ここは焦らず。。。
どうするか考えましたが、初心者DIYerには、木材を削ることしか思い浮かばず、手元にあったカッターでチマチマ削ることにしました。
小学校で彫刻刀を使って版画をしたことを思い出し、懐かしい気分になりながら。。。
この地道な作業の甲斐あって、無事、束ねる金具も再びビスで取り付けることができました。
あとは、棚を立てて突っ張るのみ。
再び、ジャッキを取り付けて…
ここに突っ張ったら…
家にいた実家の母に手伝ってもらい・・・↓↓↓
完成でーすっ!!
ドドォォォォン!!!と。
木材を継ぎ足した上部は塗装しなかったので、多少目立ちますが、普段目線が届かない部分なのでそれほど気になりません。
半解体して、マイナーチェンジしたウォリスト突っ張り棚、復活しました!
使いたい場所に合わせて少しカスタマイズするだけで再び使えるようになる、DIYで作ったものは形を変えていつまでも使い続けられるモノなのですね。