DIY豆知識:ビスピッチの意味
公開日:2016年12月19日
こんにちは、スタッフのイワモトです!
引き出しや箪笥についている「取っ手」が壊れて、交換しようとしたとき、「ビスピッチ」という言葉と、それに続く数字を見たことありませんか?
ビスピッチって何?
ビスピッチとはビスが通る穴の、中心から中心の距離のことです。
ビスはネジのこと、ピッチは隣り合った二つのものの間の長さを意味します。
取っ手を交換・取り付けするときにとても重要な数字です。
ビスピッチは、穴の端から端を測る
実際に取っ手を外して、確認してみましょう。
これは裏ビス(裏側からビスで取っ手を固定する)タイプの取っ手です。
裏側から、ドライバーでビスを外します。
ビスが通っていた穴が2つ見えますね。
この図では、ビスピッチは赤い横線の長さのことです。
定規やメジャーで測ってください。
でも、真ん中から真ん中は結構測りにくい・・・
このように測るとカンタン!
左の穴の左端から、右の穴の左端までを測ります。
これで取っ手のビスピッチが測れるので、あとはビスピッチがピッタリ合う取っ手を用意するだけ。
とってもカンタンです!
1mm程度の誤差ならほぼ問題なし
ビスピッチは正確に測れるのが一番ですが、取り付ける場所が木の板の場合、1mmくらいの誤差なら入ることも多いです。1mm以上誤差がある場合は、百均でも売っているキリなどを使って少し穴を広げたりすると、入るようになります。
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