和気産業のコーティング剤でよくあるご質問や失敗例
公開日:2019年5月14日
テレビや雑誌だけでなく、ブログや動画投稿サイトなど様々なところで紹介いただいている和気産業のコーティング剤シリーズ。
今回は様々な情報の中から、お客さまから実際に来たお問い合わせやご意見で注意していただきたいことをまとめてみます。
表面がザラザラする
コーティングといえば身近なのが車のコーティング。
車のコーティングでは手触りがツルツルしているイメージですが、和気産業のコーティング剤はDIYでコーティングしていますので、塗りのムラや加減などにより表面の手触りが少しザラザラになります。
特にお風呂用コーティング剤はお風呂に入るときコーティング剤を使った湯船が体に直接触れるので、そのザラザラが不快になる場合もあります。
気になりそうな方は事前にコーチング剤の使用をお控えください。
傷が残っている
コーティング剤付属のクリーナーに含まれている研磨剤で細かな傷を削って目立たなくし、コーティング剤が傷の谷間に入ってキレイに見えますが、傷の深さによっては傷が残ったままになります。
また、その傷の隙間に汚れが詰まっていて、付属のクリーナーでも落とし切れず傷が目立っているように見えることもあります。
撥水効果が続かない
コーティング作業をしてすぐはすごく水を弾いているように思えるのに、数日で弾かなくなるというご意見もたくさん頂きます。
まずお伝えしたいのは、コーティングすることによってお掃除が不要になるというわけではないということです。
毎日クレンザーなどで一生懸命汚れを落としていた掃除が、コーティング剤で汚れが付きにくくなったので、スポンジで水洗いや中性洗剤で軽く掃除をするだけでキレイになるお掃除がラクになる商品です。
つまりコーティング剤を塗って防汚効果で大小はあるものの、徐々に汚れは着きますので掃除は必要です。
汚れがついてしまえばそれに伴い撥水効果も落ちますので、コーティング効果が落ちたように感じてしまうことがあります。
コーティング剤を塗った時に撥水効果が感じられるけども、日が経つと撥水効果薄れたように感じる場合は、コーティング剤を剥がしてしまわないようなスポンジで水洗いなどの掃除を行ってください。(それでも撥水効果が100%元に戻るわけではありません)
新品の状態を保ちたい
「新しく家を購入した。」「キッチンをリフォームした。」など、真新しいキッチンを綺麗なままで長くキープしておきたいという気持ちは十分わかります。
しかし、最近のキッチン・風呂・トイレ・洗面などの住宅設備には【防汚加工】【コーティング】などされいているものが多いです。
もちろん最初からコーティングされているものの上にコーティングは乗りません。
それも100%ではないので、部分的にコーティング剤がついて斑になってしまいます。
また、お風呂用ではコーティング剤が乗っていないと、お湯を張った時にコーティング剤が剥がれてお湯の表面にプカプカ浮いてしまうということもあります。
洗面やトイレも最近の設備では同じようにコーティング加工がされているものが多く、コーティング剤が乗らないこともありますが、色合い的に目立ちにくいのでわかりにくいです。
2021年現在、私たち和気産業では、コーティング剤の新品への使用はオススメしておりません。
シンクがピカピカになってしまった
え?シンクがピカピカになるって良いことじゃないの??って思われたかもしれません。
しかし、防汚加工と同様に最近のキッチンシンクは、鏡のように顔が映らない「つや消し」や傷がつきにくいようにエンボス加工(凹凸加工)のシンクも増えてきています。
コーティング剤付属のクリーナーには研磨剤が含まれていますので、そういったキッチンシンクでは細かなつや消しの凹凸も消してしまって、鏡面のようにピカピカの仕上げになってしまったということもあります。
また、コーティング剤でツヤが出てしまうなど、キッチンシンクのデザイン的に違和感が出る場合がありますので、作業前に十分検討いただくことが必要です。
コーティングが効いていない。
(コーティングが出来ていなさそう)
上記でご紹介したように、コーティングされている設備なのでコーティング剤が乗らないということ以外にもコーティング作業が失敗するパターンをご紹介致します。
●クリーナーが落とし切れていない
コーティング剤付属のクリーナーは油分を含んでいますので、クリーナーを落としきれてないままコーティング作業をすると、油分がコーティング剤を弾いてしまいます。
そうなると部分的にコーティングが出来ていなかったり、黒っぽいクリーナーの跡の上にコーティングされて黒い跡が残るということもあります。
クリーナーを十分に中性洗剤で洗い流してください。
●水分が乾いていない
クリーナーを洗い流して水分が乾燥しきれないうちにコーティング作業を行ってしまうとその部分だけコーティングがされない場合があります。
タオルで拭き取るだけでなく時間をおくなどして十分に乾かしましょう。
●コーティング剤の乾燥が不十分
コーティング剤が硬化する前に水を流すなどしてしまうと、コーティングまで一緒に流れてしまうことがあります。これも十分に時間をおいて乾燥させてください。
特に冬場など寒い時期には要注意です。
●コーティング剤の塗布が薄い
コーティング剤とクリーナーのセットの場合、コーティング剤を付属のクロス(布)につけて塗っていくのですが、塗布する面積が大きいこともあり、少しづつ塗布される方も多いです。
その場合、コーティング剤が薄く塗布されてしまいますので、十分に効果が得られない場合もあります。
ケチらずたっぷり使い切るようにコーティング剤を塗ってください。
また、塗り残しを心配して何度も重ねるようにコーティング剤を塗る作業をしてしまうと、逆に塗れていたコーティング剤を拭ってしまい、これもコーティング剤が薄くなってしまいますのでご注意ください。
●ドライヤーでコーティング剤を乾燥させた
コーティング剤の乾燥を早めるためにドライヤーなどで乾燥させると通常とは違う化学変化で、見た目はコーティングされているように見えますが防汚などのコーティング効果が得られません。
必ず自然乾燥で乾かしてください。
クリーナーを洗い流したあとの乾燥ではドライヤーの使用はかまいませんが、コーティングする部分が熱くなった状態でコーティング作業はしないでください。
今回は和気産業のコーティング剤についてのよくあるご質問や失敗などをご紹介いたしました。
和気産業のコーティング剤シリーズは汚れが付きにくくなって、お掃除が楽になる自身を持ってオススメできる商品なのですが、ご使用にあたってはコーティングする設備を確認いただき、コーティング剤のご購入・施工をお願い致します。
また、ご不明な点などございましたら下記までお気軽にご相談ください。
TEL:06-6723-5060
イークラッシーカスタマーセンター(和気産業EC事業部)
(平日9:30~17:00)
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