楽器ケースの取っ手は自分で修理できる
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こんにちは、オオタです!
プロフィールにあります通り、私は楽器演奏が趣味なのですが、私の楽器仲間が楽器のケースの取っ手が潰れてしまい、楽器をもって電車で移動する時にとても困ってました。
通常なら「そんな不便なんだったら新しいの買えよー!背負うタイプとかいいのあるよー!」って思いますけど、ここはDIY商品を扱う者として修理してあげましょー!!(しかもタダで笑)
楽器ケースの、ちぎれた取っ手を直す
皆様ご存知ヴィンセント・バックのケースです。
中身はトロンボーンのオープンラップです。それにしてもキタナイなー笑
それで壊れたのは・・・
↑ここの取っ手がちぎれてます。
これで何が不便かというと、通常は横にして持ち歩きますが、電車に乗った時に横にしたままでは邪魔になるので、当然タテにします。
この取っ手がなければこの楽器ケースをタテにしてだっこした状態で電車を乗り降りしないといけないので、とても不便なんです!
使うのは「カバン取っ手」
そこで今回はこの商品の登場!!
カバン取っ手 H-15 m9(`Д´)ビシッ
この商品はタッピングネジとビス・ナットの両方付属していますので、どちらでも取り付けできます。
今回はビス・ナットでとりつけます。
では早速、Do it yourself!!
古い取っ手の金具を外す
↑ドライバーを差し込んでテコの原理で引っこ抜きます。
もちろん逆も同じ要領で引っこ抜きます。
この時に、テコの原理の支点の部分がケースを傷つけてしまわないように注意しましょう。
↑抜けた!
↑抜けた跡
↑抜けたパーツ
この画像ではわかりにくいですが、このパーツの尖った先が広がるようになっていて、釘のような尖った部分をケースに刺して、裏側で広げる事によって留まっています。
新しい取っ手をつける
このケースはこのパーツをつけてから裏側の合皮を貼っているので、裏側からは留めている部分が見えてませんでした。
↑裏側のベロア生地のような部分は接着剤でついているので、手で強引にベリっとはがしましたよ。
そしてキリを使って合皮を貫通させました。
これでビスが通るようになりました!
ビスを通します。
ビスが通ったら、裏側をナットで留めます。
逆側も同じ要領なのですが…ここで最大の障害がっ!!!
先につけた方は内側が小物入れで空間があったので、裏側をベリっとはがしただけで簡単にナットが取り付けられましたが、反対側は楽器を収納する部分なので内側に空間がなく、簡単にはナットが取り付けられませんでした。
頑張って細い空間に指を突っ込んでナットを取り付けました!
不器用な方は苦労するかもしれませんね笑
ナットが緩んでしまわないようにしっかり増し締めしておきます。
すっかり元通り!
そしたら、まぁーなんてことでしょう!\(^o^)/
色は違いますけどすっかり元通り!!
もちろん楽器を入れた状態でも十分重さに耐えていますよー(´∀`)
これで電車移動も不便じゃなくなりますね!
ご自身の楽器ケースも修理したいなーと思ったら、ぜひお試しください♪