ウォリストでアンティークな棚をDIY!『木材のエイジング加工』編
公開日:2018年7月17日
こんにちは^^
巣作りスタッフのくりすです。
今回は、DIY好きだけどめんどくさがりなワタクシが、久しぶりにまじめに時間をかけてDIYにチャレンジ。ウォリスト金具を使って、リビングのすき間に本の収納棚を製作します。
すき間収納とはいへ、好みの棚に仕上げるため、憧れのあめ色家具を目指して、まずは、買ってきた木材をヴィンテージ風にエイジング加工していきますよ( ´◡` )۶
エイジング加工に必要なもの
■軍手
木材を扱うときは、木のトゲが手に直接刺さらないよう軍手を使うと安心です。
■サンドペーパー240番
細かい目の紙ヤスリ。ホームセンターで購入できます。
■ハンマー
かなづち。木材にキズをつけるために使います。
■木ネジ
コーススレッドともいいます。木材にキズをつけるために使います。
■カッター
木材の角を軽く削ります。大き目のもののほうが使いやすいです。
■スポンジ
食器洗い用のスポンジでOK。ワックス塗装に使います。
■ブラシ
100円ショップにあるブラシでOK。塗装後、ワックスを定着させるのに使います。
■ウエス
いらなくなったTシャツを小さく切ったものでOK。白色が◎。
■ビニール手袋
ワックス塗装のとき、手が汚れないように使います。
■BRIWAX ブライワックス 370ml
ラスティックパインを使いました。
木材にヴィンテージ要素を仕込む!
サンディング、いわゆる下地処理を行います。
《ステップ1》
サンドペーパーで木目に沿ってヤスリをかけ、木材の表面を整えます。表面が滑らかになると、ワックスの仕上がりが美しくなります(*’∀’*)/☆
木材の粉がたくさんでるので、作業は外がおすすめ。
屋内の場合は、床が汚れないようにあらかじめビニールや新聞紙を引いておくと、後で掃除がラクです。
《ステップ2》
ハンマーで木材をたたいて凹ませ、キズをつけます。ハンマーの角を使うと凹みやすいですよ。
《ステップ3》
木ネジを置いて、上からハンマーでたたき、ネジの跡をつけていきます。この凹みにワックスが入り込むと、いい感じのヴィンテージ感がでます。
木材の側面も忘れずに・・・
《ステップ4》
木ネジで木材にキズをつけていきます。木材につけたキズにワックスが入ると、その部分が濃くなり、古びた感が演出できます。
《ステップ5》
カッターで木材の角を適度に削ります。
これで、エイジングの仕込みが完成(≧∇≦)ノ
このボリュームの下地処理を1人で作業して、総合するとほぼ一日かかりました。
今回は、作業を何日かに分けて行いましたが、予想以上に、時間も体力もいります。ヘトヘトヘト・・・*´Д`*
でも、この下地処理を丁寧に行うことで、本物に近いヴィンテージ家具になるのです。
かなり頑張りましたよ
ブライワックスで塗装
今回は、あめ色家具にしたかったので、ブライワックスのラスティックパインを使いました☆近くのホームセンターには置いていなくて、ネットでポチっとお買い上げ。翌日には手元に届きました(´∀`艸)♡
ワックス塗装は、十分な換気が必要なので、外での作業を強くオススメします。
《ステップ1》
床面が汚れないように、ビニールで養生しておきます。マスカーや新聞紙でもいいですね。
《ステップ2》
ビニール手袋をして、スポンジにブライワックスをとり、木材の木目に沿って、ワックスを刷り込むように塗装していきます。
《ステップ3》
ワックスを乾燥させます。ブライワックスは、塗装後約30分ほどで乾燥します。
《ステップ4》
色味が物足りなく感じたら、二度塗りします。私は、もう少し濃くしたいと思ったので、乾燥後、二度塗りしました。
二度塗りしたら、ワックスはすっからかん・・・
《ステップ5》
乾燥したら、固めのブラシやたわしでゴシゴシとしっかりこすり、ワックスを定着させます。このブラッシングが、後に色移りを防ぐことになりますので、しっかりと!
《ステップ6》
最後は、きれいなウエスで表面を磨き、艶(つや)を出していきます。白い布を使うほうが、色移りの加減が分かりやすいです。磨けば磨くほどツヤがでて、仕上がりが美しくなりますよ~
磨きありとなしを比べてみると・・・
やはり、磨きありのつやつや感☆ステキ!(。・∀・。)イイーネ!!
これで、木材のエイジング加工は完成です!
今回は、ワックスの塗装に約2時間。
後日の磨き作業に約3時間。
磨き作業には、力がいるし、納得の仕上がりまで磨き上げるので、予想以上に体力を消耗しますが、艶々の木材を見るとうれしくなります。
すでに自己満足の世界☆
次は、ウォリスト金具を使って、棚を製作しますよ~